MESSAGE

これからの時代に必要な保育

PROFILE

理事長

三上 美知恵

時代を捉えて変化した、挑戦の50年

私は50年以上にわたり、保育士として保育業界に携わってきました。その中で、子どもたちの支援はもちろんのこと、保護者支援や小学校との連携、保育所としての地域貢献など、保育業界は昔に比べて、保育士としての専門性が広がったように感じます。どんなに時代が変化しても、保育士という仕事は、“大切な子どもたち一人ひとりの個性を伸ばしながら主体的に行動できるように育てていく”という本質は変わることのない、素晴らしい職業だと思っています。
子どもとのコミュニケーションには、同じ目線に立って関わり、寄り添い、共感して認める姿勢が欠かせません。入園当時は恥ずかしがりだった子どもがだんだんと自分の気持ちを言えるようになったり、行動できたり、お友だちと遊べるようになったりと、子どもたちの可能性は大人が測れるものではないからこそ、子どもの伸びしろや成長の可能性を信じて、尊重して、関わっていくことを最も大切にしています。

HISTORY

いつまでもみんなの⾒本でいたい

子どもたちが初めて「先生」と慕うのが保育士という存在であり、子どもは保育士の言動を真似して育っていくので、私自身、子どもたちの見本となるような人間性を大切にしています。
聖徳園は、何よりも職員の人間性を重視する法人です。素直な人、元気に挨拶ができる人、常に笑顔で対応できる人はとても魅力的ですし、子どもたちの安心感やサービスの質につながるだけでなく、より良い職場環境を創り出してくれると考えています。これからの職員にも、保育士としてのスキルより、まずは優しさや思いやり、相手に共感できる力など、一番に人間性を大切にする思いを継承していきたいと思っています。